双極性障害は治療しよう|明るい生活を送るために

男性医師

うつ病に似た病気

下を向く男性

分類は気分障害

双極性障害とは、うつ病と同じような気分障害という分類に分けられる病気です。気分が高ぶって活発になる躁状態と、気分が沈み消極的になる鬱状態を繰り返していく病気のことです。正式な名称が双極性障害、双極性感情障害ですが、躁鬱病とも呼ばれたりします。日本では人口の全体の0.2%という発症率の低さですが、海外では1.5%と日本よりも7倍以上も発症率が高くなっています。二卵性双生児の場合の発症率が最大50%で、一卵性双生児の場合の発症率が最大で80%となっています。一卵性双生児の場合は発症するリスクが高いことから遺伝による影響も高いと考えられています。その他にも環境的な問題やストレスなども絡んでいます。双極性障害が発症するのは、何か一つの原因で起きることは少なく、いくつかの要因が合わさり、何かがきっかけで発症すると考えられています。双極性障害は、躁状態と鬱状態が極端に存在することです。躁状態は元気なのではなく、空元気と言う感じで無理して元気に振舞っているような感じなのでいつもと違う感じがします。おしゃべりになるので、後先考えずに発言したりするので傷つけてしまうことも多いです。鬱状態の時は、患者にとっては辛い期間ですが、周囲にとっては躁状態の時より扱いが楽になる場合が多いです。

病気を自分の一部にする

双極性障害と上手く向き合い、付き合っていくには自分が病気であることの認識を持つことです。双極性障害のような脳の病気は、目に見えないので自分が病気であることは理解しがたいものです。鬱状態になると、自分は努力が不足しているから気分が落ち込んでしまうと自分のことを責めてしまいます。また、躁状態になっても、調子がかなり良いから絶対に病気ではないと考えてしまいます。鬱状態も躁状態もどちらも病気のせいで起きている症状であることを理解する必要があります。病気の知識を身に付ければ、自分自信を救うことにつながります。病気の回復のためには、信頼できる医師を見つけることも大事です。自分の症状にあった治療を考えてくれるか、自分に必要な薬を処方してくれるか、信頼できる医師でないと素直に従うことは難しいからです。信頼できる医師を見つけるには、色々な病院を回り多くの人の話を聞くことも大切です。処方された薬はしっかりと飲み続けること、規則正しい生活を心がけることも必要なことですが、日々の自分の症状をノートに記しておくことも治療に役立ちます。その日の気分はどんな感じだったか、薬を飲んでどうだったか、問題は無かったかなどを詳しく記すことも回復の手助けになります。